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飛蚊症(ひぶんしょう)が気になる方へ

こんな症状が気になりませんか?

  • 白い壁をみると黒い虫のようなものが飛んでいるようにみえる
  • 目を動かすと黒い蚊やゴミのような物体が一緒に動く
  • 虫やゴミのようなも黒いものがたまに消える

その症状、飛蚊症かも知れません!

飛蚊症とは?

目の前に黒い虫のようなものが飛んで

飛蚊症(ひぶんしょう)とは?

視界に虫やゴミが飛んでいるように見える症状を医学的に「飛蚊症」(ひぶんしょう)と呼びます。

飛蚊症の特徴:
・目を動かすと黒い蚊や薄い雲、ゴミのような物体が一緒に同じ方向に移動する
・白い壁や青空を見たときにはっきり見える
・影の形はリング状、糸くず状、ゴマ状、虫状など様々

黒い虫のようなものが飛んでいると思って手で振り払おうとする方もいらっしゃいますが、原因は目の中の現象ですので、虫は消えません。
飛蚊症のほとんどは、年齢とともに誰にでも起こる生理的飛蚊症という心配のないタイプです。

ただし、急に黒い虫やゴミのようなものが視界にたくさん増えた場合は要注意‼
目の病気の重大なサインである「病的飛蚊症」が隠れている場合があります。

飛蚊症が心配な方は、悩まず眼科専門医にご相談ください。

元中村眼科の飛蚊症 診療内容

「濁り」が飛蚊症

飛蚊症の検査は?
問診、視力測定、眼底写真、OCT(光干渉断層計)などの検査により、生理的飛蚊症と診断できる場合は、スリットランプと呼ばれる顕微鏡を使い、黒目や茶目、白内障の状態、目の奥の状態を確認し、飛蚊症について詳しく説明致します。

網膜裂孔やその他の病的飛蚊症が考えられる場合は、瞳孔を開く散瞳検査(さんどうけんさ)で、目の奥を詳しく診察する場合があります。
瞳孔を開く目薬をさした後は4~5時間ほどまぶしくなり、見えにくくなりますので、徒歩か公共交通機関で来院をお願いいたします。

「生理的飛蚊症」の原因は?

目の中の大部分は、硝子体(しょうしたい)と呼ばれる、透明なゼリー状の物質で満たされています。硝子体は99%水分と1%コラーゲン繊維などのタンパク質でできていますので、卵の白身に似ています。硝子体の奥には後部硝子体膜と呼ばれる部分があり、赤ちゃんの時には網膜(もうまく、目の奥の神経線維)と後部硝子体膜はくっついているのですが、年齢とともに後部硝子体膜は網膜から剥がれ、剥がれた部分から硝子体内のコラーゲン繊維がまとまり「濁り」が作られます。この「濁り」が飛蚊症です。繊維の塊は硝子体内を漂うため、目を動かすと動いて見えます。若い方でも強度の近視などがある場合は、硝子体が網膜から早期に剥がれやすいため、若い頃から飛蚊症を自覚します。生理的飛蚊症は出始めた頃は、多少うっとうしいと感じることもありますが、特に治療の必要はありません

(写真→硝子体と網膜の位置を赤枠で囲んでいます)

「病的飛蚊症」
の原因と治療は?

飛蚊症の中には以下のような病気が隠れていることがあり、治療が必要になります。

①   網膜裂孔(もうまくれっこう)・網膜剥離(もうまくはくり)
後部硝子体膜が網膜から剥がれる際に、網膜を引っ張って、網膜に穴があくことがあります。それを網膜裂孔(もうまくれっこう)と呼びます。さらに、穴が開いた部分より網膜の下に水が流れ込み溜まると、網膜剥離(もうまくはくり)となります。この場合、飛蚊症の数が急激に増加し、光視症(こうししょう、目の中で閃光がピカピカと光る症状)が出現することもあります。また、網膜剥離になると、視界の一部がカーテンを被せたように見えなくなり、視力が低下します。網膜裂孔は網膜剥離に至る前に、レーザー光線で網膜に開いた穴の周囲を焼き固める治療が必要となります。網膜剥離は入院し、目の奥の手術が必要となります。

②   硝子体出血(しょうしたいしゅっけつ)
糖尿病や高血圧、外傷により目の中で出血が起こった状態です。目の前に墨が垂れるような見え方や霧がかかったような見え方になり、視力が低下します。出血の程度によっては飛蚊症が出現します。出血が少ない場合は自然に治る場合もありますが、出血が多い場合は入院後、目の奥の手術により出血や濁りを取り除き、出血の原因部分をレーザー光線で焼き固める治療を行います。

③   ぶどう膜炎
全身の免疫の病気やウイルス、細菌の侵入などにより、網膜の下のぶどう膜という部分に炎症が起こると、血管から白血球や血管内のタンパク質が硝子体内に入り込み、飛蚊症が出現します。ぶどう膜炎では、まぶしく感じる、目が痛い、かすんで見える、充血する、視力が低下する症状を伴う場合が多くあります。免疫を抑える目薬や内服薬、重症の場合には入院して薬を点滴するなどの治療が必要となります。


飛蚊症の検査、治療がご希望の方は名古屋市中村区の元中村眼科にお気軽にお問合せください。

日本眼科学会認定 眼科専門医
元中村眼科 院長 末継哲行

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