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糖尿病網膜症が気になる方へ

こんな症状が気になりませんか?

  • 血糖値が高い
  • 糖尿病の治療中
  • 見えにくい

その症状、糖尿病網膜症かも知れません!

糖尿病網膜症とは?

失明を防ぐため
糖尿病予備軍の方も目のチェック!

内科で糖尿病と言われていて、目のチェックを忘れていませんか?

糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)とは、
膵臓(すいぞう)で作られるインスリンというホルモンが不足したり、働きが低下したりして血液中のブドウ糖(血糖)の値が高くなる病気です。
厚生労働省の調査によると、糖尿病の患者数は328万9千人(2017年)で、糖尿病予備軍の数を加えると1000万人に達すると言われています。

糖尿病の3大合併症は腎症、神経障害、網膜症と言われています
糖尿病腎症は、糖尿病により腎臓の構造が壊れ、透析に至ります。神経障害は両足のしびれや痛みを引き起こし、感覚が鈍くなりケガに気が付かなくなります。

その他、糖尿病は心筋梗塞、脳梗塞、歯周病などを引き起こします。
網膜症は、目の中で出血や網膜(もうまく、神経線維)の浮腫(ふしゅ、むくみ)、網膜剥離(もうまくはくり、目の中の神経線維が剥がれた状態)を引き起こし、視力を著しく低下させ、
失明に至ります
これら3つの合併症に共通する点は、糖尿病により、体中の細い血管がダメージを受けた結果起こる病気だという点です。

厚生労働省の糖尿病調査研究班によると、50~60代の糖尿病患者のうち、38.3%は糖尿病網膜症を発症していることがわかりました。また発症には糖尿病の罹病期間が大きく関係しており、厚生労働省班研究によると、糖尿病患者では罹病期間1年毎に3~4%ずつ糖尿病網膜症を発症していくことが報告されています。

糖尿病網膜症の症状は?

糖尿病網膜症は初期にはほとんど自覚症状がないため、初期の段階で目の異常に気が付くことは困難です。そして、増殖網膜症という最重症の段階になり、初めて目の中でカーテンがかかったような極端な視力低下が起きたり、飛蚊症(ひぶんしょう、視界に虫やゴミが飛んでいるように見える症状)が増加したりして、そのまま失明に至ることがあります

厚生労働省の調査では、糖尿病網膜症で年間約3000人が失明していることがわかりました。
内科で糖尿病と診断された全ての方は眼科で定期検査を受け、必要に応じて治療を受けることが、
失明を防止するために非常に重要
です

元中村眼科の糖尿病網膜症 診療内容

上は糖尿病黄斑浮腫で視力低下した方のOCT
下は正常な方のOCT 比較

元中村眼科で実際に治療している
単純糖尿病網膜症の方の眼底写真

糖尿病により黄斑部(おうはんぶ、目の奥の中心部分でモノの形や色を見分ける細胞が多い部分)に浮腫が出現すると、見たい中心部分が歪む・かすむなどの症状が出現し、視力が低下します。このような状態を糖尿病黄斑症(とうにょうびょうおうはんしょう)と呼ばれます。

OCTの写真:
OCT(眼底三次元断層撮影)で撮影すると、下の写真のように正常な網膜では見え方に異常はありませんが、上の写真のように糖尿病黄斑症では黄斑部に白矢印で示したような血管から漏れ出した水が溜まった部分が出現し、視力が低下します。

眼底写真:
元中村眼科通院中の単純糖尿病網膜症の患者様の写真です。白い矢印で示したように複数の箇所に毛細血管からの出血を認めます。

(写真は元中村眼科通院中の患者様の実際の写真です。)

糖尿病網膜症の検査は?
糖尿病網膜症や黄斑症を診断するためには、いくつかの検査を行う必要があります。また、糖尿病に伴い進行しやすい緑内障や白内障などの検査も重要です。

以下に主な検査をご紹介します

① 散瞳(さんどう)検査
糖尿病網膜症に伴う目の奥の異常や白内障、緑内障がないかを診断する検査です。散瞳薬という瞳孔を広げる特殊な目薬をさし、15~30分で瞳孔が大きく開いてから目の奥を検査します。白内障の程度を確認し、その後目の奥の網膜を観察し、糖尿病網膜症による出血や白斑、増殖膜などがないかを検査します。
また、視神経乳頭(ししんけいにゅうとう、脳と目をつなぐ神経の入り口部分)を確認し、また周囲の網膜が薄くなっていないか確認し、緑内障の有無も確認します。
散瞳検査をすると4~5時間ほどまぶしく感じ、文字がかすんで見えるため、車の運転や目を使う細かい作業は控える必要があります。自然に元に戻ります。

   OCT(眼底三次元断層撮影)検査

OCT検査は眼底写真と同時に撮影が可能で、黄斑部に浮腫や白斑がないかを確認します。また、黄斑部の網膜の厚みを測定し、円形の地図と数値により厚みを表示します。地図は①青:厚みが薄い、②緑:厚みが正常、③黄~オレンジ:要注意で正常より若干厚い、④赤:危険で正常より極端に厚い、の4段階に色分けされます。

糖尿病網膜症では単純網膜症と呼ばれる早期の段階では毛細血管からの出血硬性白斑(こうせいはくはん、血液中のタンパク質や脂質が漏れ出してできる白い点)、少量の軟性白斑(なんせいはくはん、細かい血管が詰まって神経が酸素不足に陥ったためにできる白い点)が出現します
進行すると増殖前網膜症となり、軟性白斑が増加し、静脈が腫れて、血管が不規則に曲がるなどの異常が出ます。そして、増殖網膜症と呼ばれる最終段階では、新生血管(しんせいけっかん、目の奥で出血を起こしやすいもろい血管)や増殖膜(ぞうしょくまく、新生血管を取り囲む白い線維の膜)が発生し、網膜剥離や硝子体出血(しょうしたいしゅっけつ、目の奥の大出血で極端な視力低下を引き起こす)に至ります。

 その他、必要に応じて目の動きの検査、ドライアイと角膜の検査、隅角検査(ぐうかくけんさ、茶目と黒目が接する部分の検査)等も必要となります。

「糖尿病網膜症」の治療は?

糖尿病網膜症は血糖値が悪化すると進行しやすくなります。そのため、糖尿病の発症初期より血糖コントロールを行うことが重要です。内科の先生から伝えられた血糖値の目標をキープし、飲み薬やインスリン、食事療法、運動療法での治療を継続することが重要です。一般的にHbA1c 7.0%未満が合併症予防のための目標値と言われていますが、それぞれの患者様で目標値は異なりますので、内科の先生に自分の目標値を確認し、治療を継続することが重要です。

糖尿病網膜症が進行し、増殖前網膜症に進行した場合などは、レーザー光凝固術が必要となります。網膜にレーザー光を照射して、新生血管の発生を防止します。治療は一度に全てを行わず、数回に分けて行うことが一般的です。外来通院での治療が可能です。散瞳薬にて瞳孔を広げ、点眼麻酔の後、1回15~30分の間レーザーを照射します。この治療で視力が改善することはありませんが、今後増殖網膜症に進行するのを阻止することが出来ます。

増殖網膜症に進行し、増殖膜ができて網膜剥離を引き起こした場合や目の中で大出血が起きて視力が極端に低下した場合は、硝子体手術(しょうしたいしゅじゅつ、目の奥の手術)を行います。目の奥に器具を挿入し、目の奥の出血や増殖膜を取り除き、網膜剥離がある場合は網膜が剥がれた部分を修復します。この場合、入院治療となります。手術後の視力は目の奥の状態によりバラつきがあり、黄斑部にダメージが大きい場合は、目の中で大出血や網膜剥離を起こす前の視力まで改善しない場合も多々あります。

糖尿病黄斑症には、VEGF阻害薬の硝子体内注射が効果的です。
黄斑浮腫がある方では、VEGF(血管内皮増殖因子)というタンパク質が増加します。VEGFは新生血管をたくさん作るよう細胞に命令する信号で、血管からの水分の漏れ出しを増やします。VEGF阻害薬を目の中に注射すると、黄斑部で血管からの水分の漏れ出しが減少し、黄斑浮腫が改善します。硝子体内注射は外来通院で治療が可能です。目の周りを消毒し、点眼麻酔と消毒の目薬をした後に、目の中にVEGF阻害薬を注射します。痛みはあまりありません。黄斑浮腫が視力に影響している場合、黄斑浮腫が改善することにより、視力が改善します。

元中村眼科は名古屋市中村区の中でも数少ない硝子体内注射を行う眼科クリニックです。
糖尿病網膜症の検査、治療がご希望の方は名古屋市中村区の元中村眼科にお気軽にお問合せください。

日本眼科学会認定 眼科専門医
元中村眼科 院長 末継哲行

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